FESTIVAL

開催概要

2/24(金)

スペシャルトークショー&上映会

©コロリド・ツインエンジンパートナーズ

第7回吉祥寺アニメーション映画祭にて優秀賞+STUDIO4℃賞+ジブリ美術館賞とトリプル受賞を果たした 『Rain Town』の石田祐康監督の最新作『雨を告げる漂流団地』のスペシャル上映と、 石田監督をお迎えしたスペシャルトークショーを開催します。 お相手は本映画祭審査員のアニメーション史研究家・津堅信之さん。

©コロリド・ツインエンジンパートナーズ

雨を告げる漂流団地』
(2022年 120分)

2018年初の長編映画『ペンギン・ハイウェイ』を手掛けた「スタジオコロリド」は、2020年Netflixにて全世界独占配信された 『泣きたい私は猫をかぶる』において世界30カ国以上で再生回数の多い映画ランキングTOP10に入るなど全世界からの賞賛を浴びた。 スタジオコロリド待望の新作は、Netflix映画として制作される長編アニメーション映画第3弾『雨を告げる漂流団地』。 小学6年生の幼馴染、航祐と夏芽、その仲間たちが取り壊し前の団地に入り込んだことから始まるひと夏の冒険物語。 少年少女を乗せた団地が大海原を漂流する。 現実からファンタジー世界に観客を連れていく映像手法と、親しみやすいビジュアルで、スタジオコロリドらしい瑞々しさと勢いのある映画となっている。 監督を務めるのは、33歳の若さで長編映画二作目となる石田祐康。『陽なたのアオシグレ』(2013)で第17回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門の審査委員会推薦作品に選出、 『ペンギン・ハイウェイ』(2018)では29歳という若さで異例の長編監督デビューを果たし、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、 ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞した、アニメーション界の次代を担うクリエイター。

映画『雨を告げる漂流団地』公式

©コロリド・ツインエンジンパートナーズ

あらすじ

まるで姉弟のように育った幼なじみの航祐と夏芽。 小学6年生になった二人は、航祐の祖父・安次の他界をきっかけにギクシャクしはじめた。 夏休みのある日、航祐はクラスメイトとともに 取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込む。 その団地は、航祐と夏芽が育った思い出の家。 航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、謎の少年・のっぽの存在について聞かされる。 すると、突然不思議な現象に巻き込まれ―― 気づくとそこは、あたり一面の大海原。 航祐たちを乗せ、団地は謎の海を漂流する。 はじめてのサバイバル生活。力を合わせる子どもたち。 泣いたりケンカしたり、仲直りしたり? 果たして元の世界へ戻れるのか? ひと夏の別れの旅がはじまる―

石田祐廉

監督プロフィール

1988年生まれ。 京都精華大学在籍中の2009年に発表した自主制作作品『フミコの告白』で注目を集める。2013年には『陽なたのアオシグレ』にて劇場デビュー。2018年に監督を務めたコロリド初の長編アニメ―ション映画『ペンギン・ハイウェイ』が第42回日本アカデミー賞「優秀アニメーション作品賞」を受賞するなど、高い評価を受ける。柔らかくも活発なキャラクターが縦横無尽に駆け回る作品を世に届ける、気鋭の若手アニメ監督。

津堅信之

吉祥寺アニメーション映画祭審査員/
アニメーション史研究家

1968年兵庫県生まれ。アニメーション史研究家。近畿大学農学部卒。 著作は最新刊『日本アニメ史-手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年』 (中公新書) をはじめ、『日本のアニメは何がすごいのか』『ディズニーを目指した男 大川博』『日本アニメーションの力』『新版 アニメーション学入門』『アニメ作家としての手塚治虫』 『日本初のアニメーション作家 北山清太郎』など。

2023年2月24日(金)
武蔵野公会堂 パープルホール
18:00開場 18:30開演

『雨を告げる漂流団地』(2022年 120分)
石田祐康(アニメーション監督)
津堅信之(アニメーション史研究家・吉祥寺アニメーション映画祭審査員)
入場料: ¥1,000
当日券は会場受付にて取り扱いいたします。
(前売りの方入場後のご案内になります)

映画公式サイト

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